口腔ケアと口腔管理
口腔ケアの目的
→口腔の衛生を保つことにより、疾病を予防して歯の健康を維持し、QOLの維持・増進を図ることが可能になる
歯を失う原因
→う蝕と歯周病(これらの原因はバクテリアによる感染)
口腔内は、食べかす、適度な湿度や温度などがそろい、バクテリアが繁殖するには絶好の環境
口腔内を不潔なままの状態にしておくとバクテリアが活性化し、歯茎が炎症をおこし腫れることもある
歯がいったんう蝕などの疾患にかかると、歯のもつ本来の機能が失われ、そしゃく機能が障害される
体力の衰えている高齢者にとっては、誤嚥性肺炎の原因ともなる
口腔ケアは、口腔内の細菌を除去できるほか、嚥下反射や咳反射の改善にも有効なので肺炎の予防になる
歯や口腔の機能がある程度まで維持されていれば、食事の際の負担も軽減し、味覚やそしゃく筋の維持、脳への刺激や血液の循環にもよい影響を及ぼすと言われている
口腔の機能
1.そしゃく機能
→食物を口の中に摂取し、口に入れた食物を歯によって噛み砕いて唾液と混ぜ合わせ、その味は噛み心地を舌や口腔内の粘膜によって感知させる
2.嚥下機能
→そしゃくによって噛み砕かれた食物は、舌と口腔周囲筋の活動によって咽頭へ送られ、食堂を経て胃に達する
3.発音
→コミュニケーションを交わすための発音も、口腔の周囲筋、舌、唇、口蓋の働きによって行われる
4.呼吸
→口呼吸する
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