認知症介護と障がい者支援2013年04月

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

2013年03月 | 2013年04月の記事一覧 | 2013年05月
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「認知症になると何も分からなくなる?」

「認知症になると感情はなくなる?」

かつて、このような誤解や偏見がありました。

しかし、近年、認知症の人にも、健常者と同様、感情やプライドがあることが認識されました。

それは、認知症の人の声に耳を傾ける機会がほとんど無かったことが原因かもしれません。

2004年10月17日、京都で開催された「国際アルツハイマー病協会国際会議」で、アルツハイマー型認知症の越智俊二さんは、4000人を超える聴衆の前で、ご自身の思いを語りました。その講演を、ご紹介します。

もの忘れが始まって十年になります。病気になったことは、本当に悔しいです。なぜと思う気持ちや、自分が自分でなくなる不安もありますが、家族やまわりの方たちのおかげで、いいほうに考えることができています。これからの望みは、よい薬ができて、この病気が治ったら、もう一度働きたい。そして、奥さんに今まで苦労をかけたぶんお返しをしたい。きっと奥さんは何もいらないと言うかもしれない。そのときは奥さんに、「ありがとう」をいっぱい言いたい。子供には、お父さんのことを気にしないで友達と遊んで欲しい。私と同じような病気の方に望むこと、それは、笑って欲しい。笑えるように、勇気を出していろいろな人と出会ってほしい。笑えるようになると、忘れることが不安でなくなります。家族やまわりの皆さん、この病気はもの忘れだけです。もの忘れのほかは、なんともありません。もの忘れがあっても、いろいろなことができます。考えることもできます。あきらめずに生きていけるように、安心して普通に暮らしていけるように手助けをして下さい。

講演終了後、会場では拍手が鳴り止まなかったそうです。

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2013.04.30 19:32 | 認知症 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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認知症になると、新しい記憶は失われても、古い記憶は残っています。

20年から30年以上昔のことや、子供の頃のまでさかのぼった過去の世界の中で生きているような感覚になることもあります。

このような特徴を生かし、認知症ケアとして、昔の思い出や記憶を呼び戻し、互いに語り合うことは非常に有効な方法です。

このように、過去を振り返る「回想法」は、認知症ケアでは、よく行われます。

一対一の個別で行うこともありますが、通常、数名のご利用者を集めてグループを作ります。

私は、昭和元年から一年ごと、その年にあった歴史的な事件や災害、その年に流行った歌、映画、米や酒の値段などがまとめられた本を利用しています。

その他、昭和初期から40年くらいまでの写真集も使います。

私の経験では、お手玉、羽子板と羽、駒、あやとり、メンコ、ビー玉、ベーゴマといった昔のおもちゃを手に取ってもらうと、さらに、盛り上がります。

女性のご利用者の中には、実際に、お手玉や羽子板を手に取って遊び始めた方もいらっしゃいます。

私は、以前、iPadで、昔の写真をスライドショーで表示したり、YouTube に公開されている懐メロやプロ野球の名場面も紹介したことがあります。

ひとつ気を付けたいのは、昔の記憶といっても、一概に楽しいことばかりとは限りません。

戦争や空襲といった悲しい記憶や、思い出したくない事例もあります。

ご利用者によっては、逆に、不穏になってしまうのです。

従って、テーマを選ぶ際、不幸な時代を思い出すことのない配慮が必要となります。

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2013.04.30 11:42 | 認知症介護 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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今回は、どんな人が認知症になりやすいかをご紹介します。

あくまでも「傾向」であり、「絶対」ではありません。

1.男性より女性
 統計によると、男性より女性の方が、認知症になりやすい。

2.生活習慣病のある人
 高血圧、糖尿病、心臓病、脳血管障害、脂質異常症の人は、認知症になりやすい。

3.肥満、メタボリックシンドロームの人
 カロリー摂取量が多い人は、少ない人より、認知症になりやすい。

4.脂の多い食事を好む人
 脂質、飽和脂肪酸、コレステロールを多く摂取すると、認知症になりやすい。

5.多量の飲酒
 個人差があり、数字は示せませんが、過度な飲酒は、認知症になりやすい。

6.喫煙
 タバコを吸う人は、吸わない人より、認知症になりやすい。

7.家にこもっている人
 一日中、家でテレビを観たり、ゴロゴロ寝ている人は、認知症になりやすい。

8.遺伝
 家族性アルツハイマー型認知症は、遺伝の関与が濃厚とされている。

9.高年齢化
 65歳未満で発症した場合、若年性認知症と呼びます。若い人がかからない病気とは言えませんが、65歳以上になると、10人にひとりは認知症になります。

年齢、性別や遺伝はどうしようもありません。それ以外は、生活習慣に深く関係しています。従って、該当している生活習慣を改めれば、認知症になるリスクは低減されます。

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2013.04.29 16:15 | 認知症 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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アルツハイマー病を予防する方法は、未だ明らかになっていません。

しかし、「行ったほうがよさそう」という生活習慣は、分かって来ました。

それらを、以下にご紹介します。

1.ウォーキング

・一日30分以上のウォーキングを週に3日ほど行うのがよい。

2.食事

・新鮮な魚を食べるのがよい。

・カレーのスパイスに含まれる「クルクミン」を取るのがよい。

・一日に250ml~500mlの赤ワインを飲むのがよい。

3.休養

・一日に30分以内の昼寝をするのがよい。

4.生活習慣病対策

・「高血圧」や「糖尿病」を防ぐことがよい。

5.その他

・デイケア、デイサービスを利用するのがよい。

・他者と交流する機会を持つのがよい。

以上が、代表的な方法です。個別の事例をひとつご紹介します。

「脂質異常症」に有効な薬のひとつ「スタチン」を服用している人や「NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)」を2年以上服用している人は、服用していない人に比べると、アルツハイマー病になりにくいと言われています。


逆に、アルツハイマー病の危険因子を以下に、ご紹介します。

1.加齢

65歳以上になると、年齢が5歳上がるごとに、アルツハイマー病にかかる確率が2倍上がる。

2.疾病

「糖尿病」、「高血圧」、「心房細動(不整脈の一種)」、「甲状腺機能低下症」、「うつ病」など。

3.その他

・「意識障害」を伴う頭部外傷を受けたことがある。

・家族に認知症の人がいる。

・喫煙習慣がある。

などです。

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2013.04.29 08:51 | 認知症 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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認知症は、高齢者だけがかかる疾患ではありません。

一般に、「若年性認知症」とは、18歳から64歳に認知症を発症した場合に使います。

若い年齢での認知症は、交通事故や脳炎などから発症する例があります。

そこで、若年性認知症が抱える問題を以下にご紹介します。

1.経済的問題

働くことが出来なくなり、収入が無くなる。

障害年金を受給するものの、介助無しで自立した生活を送るのは困難。

2.子供への影響

子供が、認知症の親を受け入れられず、精神的に不安定となる。その結果、不登校や非行に走ることもある。

子供が、自分に認知症が遺伝するのではと心配する。

3.介護の問題

年齢が若く、介護保険の利用対象とならない場合が多い。

介護保険制度下では、利用できるサービスが極端に少ない。

なお、介護保険制度においては、40歳から64歳までを「初老期の認知症」と呼んでいます。

若年性認知症の発症者は少数ですが、上記のような問題を抱え、高齢者の発症者より事態は深刻です。

若年性認知症の年齢による定義として、日本認知症学会は、

18歳から39歳での認知症は、「若年期認知症」

40歳から64歳での認知症は、「初老期認知症」

65歳以上での認知症は、「老年期認知症」


と呼ぶことを奨めています。
   
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2013.04.28 18:56 | 認知症 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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施設サービスとは、在宅での日常生活が困難な要介護者が、介護保険施設に入所して利用するサービスのことです。

介護保険施設には、以下の3種類があります。

1.指定介護老人福祉施設

介護保険によるサービスを行うために都道府県知事の指定を受けた特別養護老人ホームのことで、入所定員が30名以上の施設のこと。

対象者は、身体上もしくは精神上に障害を有し、常時介護を必要とする在宅介護が困難な方。

入所者は、食事、入浴、排泄といった日常生活の世話や、機能訓練などのサービスを受けることができます。

通常、入所者が病気になった場合は、外部の病院を利用します。

2.介護老人保健施設

従来型と介護療養型の2種類があります。

従来型は、入院する必要はないものの、医学的管理下おける看護や介護を要し、機能訓練や日常生活上の世話をする施設のこと。

医療法人、社会福祉法人、地方公共団体の非営利団体が都道府県知事に開設の申請をし、許可を受けることが必要です。

介護療養型は、医学的管理の下で長期療養生活を支援する施設のこと。

病院、診療所の長期療養が必要な患者の世話をする療養病床と同じです。

3.指定介護療養型医療施設

介護保険が適用される療養病床を有する病院、診療所、もしくは、老人性認知症疾患療養病床を有する病院で、療養上での管理や看護、介護、機能訓練を行う施設のこと。

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2013.04.28 05:15 | 介護保険 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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「地域包括支援センター」とは、平成17年の介護保険法改正により、

「地域住民の保健医療の向上および福祉の増進を包括的に支援すること」

を目的に制度化されたものです。

主に、以下の役割を担っています。

1.介護予防事業のマネジメント

2.介護保険外のサービスを含む高齢者やその家族に総合的な相談や支援

3.介護保険の被保険者に対する逆待防止、早期発見などの権利擁護事業

4.支援困難なケースを抱える介護支援専門員(ケアマネ)への支援


事業の主体は、市町村もしくは市町村から委託を受けた者です。

人口2から3万人に1箇所設置されることになっています。

基本的には、介護支援専門員、保健師、社会福祉士の3つの専門職員が配置されることになっています。

地域包括支援センターという呼び名が、あまり知られていないのか、住民からは、一体、何をしているのか分からない、という声も少なくありません。

現状は、介護予防事業、相談業務、虐待防止対策と多くの業務を担当している一方、職員の数が少ないのが深刻な問題です。

さまざまな課題を迅速かつ適切に対応するだけでなく、地域住民から信頼を得て、気軽に相談できる組織になるには、まだ時間がかかりそうです。

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2013.04.27 23:22 | 介護保険 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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地域密着型サービスとは、要介護者に、住み慣れた地域で、自立した生活を送れるよう支援するサービスを提供することです。

地域密着型サービスの特徴を以下に示します。

1.サービス事業者の指定は、市町村長が行う。

2.原則として、利用者は、その市町村の住民に限られる。

3.サービスは、地域の実情に合わせた実用的なものとなる。

4.市町村は、国の定めた基準を上限とした介護報酬を設定できる。


地域密着型サービスの種類は、以下の6つです

1.小規模多機能型居宅介護

在宅の要介護者の、「通所」、「宿泊」、「訪問」を組み合わせたサービスを提供する。

2.夜間対応型訪問介護

在宅の要介護者に、夜間の訪問サービスを提供する。

3.認知症対応型通所介護

在宅の認知症要介護者に、食事、入浴、排泄といった日常生活援助や機能訓練などのサービスを日帰りで提供する。

4.認知症対応型共同生活介護

一般に、「グループホーム」と呼ばれる、認知症要介護者が、9名以下で集団生活する施設サービス。

5.地域密着型特定施設入居者生活介護

定員29名以下の有料老人ホームなどの特定施設に入居している要介護者に、食事、入浴、排泄といった日常生活援助や機能訓練などのサービスを提供する。

6.地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護

特別養護老人ホームのうち、定員29名以下で市町村長の指定を受けた施設に入所している要介護者に、食事、入浴、排泄といった日常生活援助や機能訓練などのサービスを提供する。

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2013.04.27 11:12 | 介護保険 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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今回は、介護職に就いている私が日々、感じていることを書いてみます。

私は、たばこを吸いません。

正確には、以前は吸っていましたが、止めてから10年ほど経ちます。

「ヘルパー2級」の講座を受講していたときや、「介護職員基礎研修」を受講したときも喫煙する講師の方が多いと感じました。

実際、私が勤務した施設でも、喫煙する介護職員は珍しくありません。

最近は、男性より女性の喫煙が増えている気がします。

医者は知りませんが、看護師は喫煙する方が多いと聞いたことがあります。

また、たばこを吸う理由は、ストレス解消とよく聞きます。

介護施設や医療機関の職員は、人間関係に悩まされるようです。

上司に叱られたり、患者さんの看護やご利用者の介助で心身が疲れます。

疲れを取るために、休憩中に一服したくなる気持ちは、よく分かります。

私としては、職員が休憩中に、たばこを吸ってもかまわないと思っています。

私は、たばこを吸わない代わりに、お酒を飲みます。

仕事を終え、帰宅してから食べる夕飯時にビール(発泡酒)は欠かせません。

タバコでも、酒でもいいのですが、仕事のストレスを翌日に持ち越さない方法を持っていないと、自分の精神、身体に異常を生じてしまいます。

介護職員は、自らのストレス解消法を見つけておかないといけません。
さもないと、要介護となり、将来のご利用者になりかねないのです。


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2013.04.26 14:53 | 管理人のつぶやき | トラックバック(-) | コメント(0) |
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介護や看護の世界では、「ケア」という言葉がよく出て来ます。

「ケア」という英語(care)には、「世話」、「注意」、「配慮」などの意味があります。

介護や福祉の分野で、「ケア」がどのように使われているかというと、
「デイケア」、「ケアマネジャー」、「ケアプラン」
などがあり、人の心身や生活の維持管理といった意味に使われています。


そこで、介護の世界における「ケア」には、
「癒す」、「励ます」、「安心させる」
という精神的な意味も含まれています。


どんな専門職にも必要とされるのは、
Hand(手=技術)
Head(頭=知識)
ですが、これに加えて、
Heart(心)
が必要とされるのは、対人サービス専門職である「介護職」の特徴です。

ちなみに、ドイツにおける介護のプロというのは、
まず、敏感に感じることのできる「感性」を持ち、
次に、相手を包み込む「包容力」と「忍耐」が備わり、
さらに、専門知識を有する人

だそうです。


ケアの営みの重要性を訴えている広井良典氏は、著書の中で、
・21世紀はケアの世紀
・人間は誰しも「ケア」する対象を求めずにはいられない
・自分は「ケアされる」ことを欲する「ケアする動物」である
と、述べています。

その背景には、
「地球上の動物には、子孫を残すために親が子の世話をするのは哺乳類以外にもいるが、子供が生殖期を過ぎた親の面倒をみるのは人間だけの行為である。」
という事実は見逃せません。


つまり、
「高齢者介護とは、人間特有の行為」
なのです。


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2013.04.26 02:09 | 介護 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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「排泄(はいせつ)」とは、老廃物を対外に出すことで、排尿、排便のことです。

また、排泄行為は、生きていく上で、決して欠かせないことです。

しかし、私達は、「排泄」に対し、「汚いもの」や「不潔」といった印象を持ちがちです。

それは、男女差があったり、人間に備わっている羞恥心の影響を受けるからでもあります。

従って、誰もが、「人知れず」、「自然に」、しかも、「自立で」済ませたいものです。

しかし、さまざまな理由で、排泄を他人の手に委ねなければならない状況となった場合、「情けない」とか「恥かしい」と感じるのは当然のことです。

さらに、介助を頼む者に対し、「遠慮」や「気兼ね」が生じ、尿意や便意を我慢してしまうこともよくあります。

排尿や排便の失敗を恐れ、外出を控え、家に引きこもり、寝たきりになるケースも珍しくありません。

このように、排泄介助を他人に委ねることは、心理的影響が大きく、まさに、人間の尊厳に関わる重大な問題となることがあります。

このことを踏まえた上で、ご利用者の排泄を介助する際、把握すべき点を、ご紹介します。

1.尿意、便意の把握

ご利用者が、トイレへ行きたいという意思を何らかの方法で訴えた場合、尿意か便意かを確認します。

言葉で表現できればよいのですが、それが無理な場合は、行動やサインで判断します。

2.自立度の把握

排泄一連の動作が、どのくら自力で出来るかを確認します。

具体的には、

・起居動作(ベットから起きて座る)が可能か。

・トイレまで歩行することが可能か。

・座位(座る姿勢を保つこと)が、10分ほど、とれるか。

・便座から立ちあがることが可能か

・ズボンやパンツといった衣服を着脱することが可能か。

・排泄後の清潔動作(陰部、肛門周囲の清拭)が可能か。

・排泄処理行為(トイレの水を流した後、手を洗う)が可能か。

などとなります。

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2013.04.25 10:54 | 介護 | トラックバック(-) | コメント(0) |
花
バリデーションでは、次に示す15のテクニックを使って高齢者とコミュニケーションを取ります。

これらのテクニックを使うことが出来れば、高齢者の不安や心配ごとを減らすことが出来ます。

1.センタリング

精神を集中して高齢者とコミュニケーションをとる。

2.事実に基づいた言葉

質問は、「誰が」、「何を」、「いつ」、「どこで」、「どうやって」を使います。ただし、「なぜ」という質問は避けるようにします。

3.リフレージング

認知症の人は、相手が自分の言うことを繰り返し、それを確認すると安心します。認知症の人の発言をそのまま繰り返すリフレージングは、とても有効な方法です。

4.極端な表現を使う

高齢者に、最善、最悪の事態を想像させる

5.反対のことを想像する

6.過去の思い出話しをする

7.真心をこめたアイコンタクトをとる

8.あいまいな表現を使う


高齢者が言葉にならなく、つまった時には、介護者があいまいな表現を使ってコミュニケーションを続ける

9.はっきりした低い、優しい声で話す

10.ミラーリング


高齢者の動きや感情に合わせる

11.満たされない人間的欲求と行動を結びつける

高齢者がウロウロしたり、叩いたりなどの行為をする時、愛情、役立つこと、感情の発散という3つの人間的欲求のどれかに結びつける

12.好ましい感覚を用いる

高齢者の好きな感覚(視覚、臭覚、触覚)を見つけ出すことは信頼構築にとても有効

13.タッチング

時には、高齢者に触れることも必要

14.音楽を使う

子供の頃の歌、人生で何度も聞いたり唄った歌を使うのは言葉を失った高齢者にも有効

15.キャリブレーション

高齢者に焦点を合わせ、高齢者の感情と自分の感情を一致させていく方法

これらのテクニックを上手く使いこなすことが出来れば、高齢者の生活をより改善することが期待出来るだけでなく、介護者も介護技術が改善、向上していきます。

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2013.04.25 00:10 | 認知症介護 | トラックバック(-) | コメント(2) |
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「バリデーション」は、日本語では、「共感的理解」といいます。

バリデーションには、以下に示す、実践や理論を支える11の原則があります。


1.すべての高齢者は、ひとりひとりが唯一無二の価値ある存在である。

2.認知の混乱の段階にいる高齢者も見当識障害の高齢者も、あるがままに受け入れ、決して変えようとしてはいけない。

3.共感をして話しを聞くことで、信頼が生まれ、不安が減り、尊厳が回復されます。

4.つらい悲しい気持ちは、信頼できる聞き手に認められ、共感的理解によって癒されます。一方、つらい苦しみの気持ちは、それを無視されたり禁止されると、より強くなります。

5.高齢者の行動には、必ず、理由があります。

6.認知の混乱のステージにいる高齢者や見当識障害のある高齢者の行動の根底には、人間の基本的欲求である可能性があります。

7.言語能力や最近の記憶が失われると、昔の頃の行動が蘇ります。

8.認知の混乱のステージにいる高齢者や検討式障害のある高齢者が使う個人的シンボルは、思いのつまった過去の人や物や概念の代わりとなる現在の人もしくは物です。

9.認知の混乱のステージにいる高齢者や検討式障害のある高齢者は、しばしば同時にいくつかの気付きのレベル(意識レベル)に居ます。

10.認知の混乱のステージにいる高齢者や検討式障害のある高齢者は、五感が衰えてくると、心の感覚を使います。心の目を使って過去のことを見たり、過去の音を聞いたりします。

11.ある出来事、感情、色、音、臭い、味、映像によって、ある感情が沸き上がり、過去経験した感情が蘇ります。高齢者は、今も昔と同じような反応をします。

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2013.04.24 11:16 | 認知症介護 | トラックバック(-) | コメント(0) |
バリデーションという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

バリデーションとは、認知症の人の表現が間違っていたり、理解し難い言動などを受け入れ、その背景の理解に努める方法のことです。

バリデーションは、アルツハイマー型認知症の高齢者とのコミュニケーションを取る方法のひとつで、米国のナオミ・フェイルが開発しました。

元々は、アルツハイマー型認知症の人の死が訪れる前に、やり残した仕事を全て片付けようと一所懸命頑張っている姿に対し、尊敬と共感をもって関わることを基本としています。

バリデーションが、他のセラピーと最も違う点は、介護員と認知症高齢者が、平等かつ対等の立場であることです。

一般に、セラピーを行う専門職員は、心の中では、その認知症高齢者を評価し、する傾向にあります。つまり、認知症高齢者の不足している点を補ったり修正しようと考えています。

しかし、バリデーションは、その観察する側、される側の立場を飛び越え、あくまで対等な人間同士として、ともに怒り、喜び、悲しみ、癒そうとする共感者になります。

具体的な進め方をご紹介します。

先ず、認知症高齢者に対して、生活歴を調査し、その人の趣味や若い頃の仕事を調べ、問題点を探り出します。

次に、正常化させようとする代わりに、「あなたの苦しみを少し私にも分けてもらえませんか」と尋ねます。

そして、認知症高齢者にとっての真実を受け入れます。たとえ、問題点が、事実と異なっていても、認知症高齢者にとっての真実を受け入れます。


このようにして、お互いの信頼関係を徐々に、構築していきます。

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2013.04.24 00:32 | 認知症介護 | トラックバック(-) | コメント(0) |
認知症に対する介護は、介護保険制度が導入された影響もあり、ここ数年の間で大きく変化して来ました。

かつては、病気や症状からの認知症理解が中心で、「本人の意思や思い」は、ほとんど考慮されない介護が実践されていました。

そもそも、認知症とは、大人になって生じる知的機能の障がいです。

従って、認知症高齢者への介護とは、知的障がいによってひとりでは出来なくなったことをサポートすることに他なりません。

決して、介護者の都合を一方的に押し付けるものであってはならないのです。

今、起きている「認知症介護の変革」とは、認知症高齢者を、何もできなくなった病人、もしくは、手間ばかりかける厄介者と捉えるのではなく、不安や戸惑いを抱えながら、その人なりに懸命に生きようとするひとりの生活者として捉えることです。

そのためにも、認知症高齢者の生活を支援するには、その人、ひとりひとりを十分に理解することが必要とされます。

それは、身体的能力や日常生活動作の把握に留まらず、その方の生活習慣や考え方にまで共感して、理解する姿勢が介護者には求められます。

認知症介護の質とは、介護者、ひとりひとりの価値観であり、そこから導かれる態度です。

昔ながらの介護者都合を押し付けることは、認知症の方には、厄介で実りのないものに過ぎません。

介護者が、「学びと共感」の姿勢で認知症の方に接していけば、非常に実り多い仕事となります。

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2013.04.23 07:35 | 認知症介護 | トラックバック(-) | コメント(0) |
今回は、介護職員として現場で働いていて、ふと思う疑問についてご紹介します。

医師や看護師には認められているが、介護士には認められていない行為がいくつかあります。


かつて、タンの吸引は医療行為とされ、介護士には認められていませんでした。

しかし、平成24年4月の法改正により、現在は、介護福祉士及び一定の研修を受けた介護職員等は、一定の条件の下にたんの吸引等の行為を実施できることとなりました。

また、軟膏の塗布も医療行為のため禁止されています。

つまり、手足がかゆくてかゆみ止めを塗ることも介護士には許されていません。

次に、ヒゲ剃りも、電気シェーバーならかまいませんが、T字のカミソリは禁止です。

ヒゲ剃りは、理容師には認められていますが、介護士には許されていません。

また、散髪は、理容師か美容師でないとしてはいけないことになっています。

その他、水銀を使った血圧計は、医師か看護師でないと使用できません。

従って、介護士は、電池式のデジタル血圧計を使用します。

ところで、摘便(てきべん)という言葉はご存知でしょうか。

文字通り、便を肛門から摘出することで、医療行為とみなされます。


便がなかなか出ない場合でも、介護士は、肛門から指を突っ込んでかき出してはいけないのです。

高齢者介護施設で働いている介護士に、法律上、禁止されている行為があれこれとあり、とまどいます。

爪切りも、原則、禁止ですが、施設によっては介護士が切っているところもあるようです。

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2013.04.22 17:59 | 介護 | トラックバック(-) | コメント(0) |
認知症の施設で、かれこれ3年働いていると、さまざまな症状の方と出会いました。

今回は、私が実際に、施設で経験したことをご紹介します。

最初に衝撃を受けたのは、ヘルパー2級を受講していたときの実習先でした。

3年前、初めて、「デイサービス」に、ヘルパー2級の実習生として一日を過ごしたときのことです。

そこのご利用者である80代の女性は、財布と定期を探していました。

朝から夕方のお帰りまで、自分のバックを何度も覗いては、「ないない」と。

私も一緒に探してみましたが、確かに、ありませんでした。

そこのヘルパーさんに事情を尋ねたところ、

「いつものことですから」との返事。

最初、私には、それがどういう意味か分かりませんでした。

しかし、徐々に、その意味が分かりました。

そうです。いくら探してもあるはずないのです。

元々、財布と定期は所持していないのですから。

恐らく、お勤めをしている頃を思い出していたのではないでしょうか。

外出したのに、財布と定期を持っていないことへの不安が影響しているのかもしれません。

冷静に考えると、デイサービスに着いたら、みんなとお話しをしたり、歌を唄って楽しく過ごせばいいのにと思います。

しかし、「財布と定期がない!」という思い込みは、一度、スイッチが入ると、なかなか元に戻せません。

なんせ、ご本人にとっては、一大事だからです。

実習生のとき、認知症の講義でいろいろな周辺症状を学びましたが、実際に施設で目の当たりにすると、講義の内容がよく分かりました。

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2013.04.22 01:42 | 管理人のつぶやき | トラックバック(-) | コメント(0) |
グループホームや特養といった施設に入所しているご利用者にとって、外出の機会はそう多くありません。

ですから、満開の桜を見に行くというのは、非常に喜ばれます。

そこで、ご利用者と外出する際、配慮すべき事項を以下にご紹介します。

・目的地に、駐車場があるか。

・近くにトイレばあるか。

・ベンチはあるか。

・バリアフリーに対応しているか。

・車椅子が移動できるか否か。

・ご利用者の寒さ対策として、上着やひざ掛けを用意する。

・パット、リハパンの他に、お茶やタオルを持参する。

・撮影用のデジカメを持参する。

・一般客で混雑していないか。


その他、ご利用者と職員の数もよく考える必要があります。

職員の方が多いときは問題ありませんが、少ないときは要注意です。

途中、ご利用者が、疲労で歩けなくなることもあります。

念のため、予備の車椅子を車に積んでおくのがいいでしょう。

ご利用者にとって、外出は、歩行訓練の機会でもあります。できるだけ、ご自分で歩いて頂くようにします。

また、春夏秋冬といった、季節感を感じて頂くことも重要です。

ご家族によっては、宗教上の理由で神社へ参拝するのを嫌がる方もいらっしゃいます。

従って、一般の公園のような公共施設の方が無難です。

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2013.04.21 05:30 | 管理人のつぶやき | トラックバック(-) | コメント(0) |
前回に引き続き、「ノーマライゼーション」について、ご紹介します。

「ノーマライゼーション」の基本理念は、

たとえ障がいがあっても、同じ人間であり、普通の暮らしができるように

という願いを理論化したものと言えます。


この考え方は、世界中の障がい者福祉政策や社会福祉政策に多大な影響を与えました。

そして、今では、社会福祉の最も重要な理念となりました。

「ノーマライゼーション」の意義と影響ですが、まず第一に、

障がい者に、健常者同様、市民としての基本的人権の保障をするべきという考えが国際的に認められたことです。

かつて、障がい者は、自力で生活することが困難なため、社会には適応できなく、保護主義、隔離主義から施設へ入所させるべきと考えられていました。

具体的には、知的障がい者の親が、自分が亡くなった後も、子供たちが生きていけるようにとの願いから、施設を増やし続けた時期がありました。

施設内でのプライバシーのない非人道的な集団生活でも、障がい者が生きていくためには、やむを得ない、仕方がない、とされていたのです。

しかし、ノーマライゼーションの考え方が、その認識を一変してしまいました。

国連では、昭和46年(1971)の、「知的障がい者の権利宣言」、昭和50年(1975)の、「障がい者の権利宣言」において、ノーマライゼーションの理念が盛り込まれました。

この権利宣言を国連の加盟国に普及させるため、昭和56年(1981)を「国際障がい者年」とし、さらに、昭和58年から平成4年(1983~1992)を、「国連・障がい者の十年」としました。

この間、ノーマライゼーションの理念は、世界中に普及しました。

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2013.04.20 06:02 | 障がい者福祉 | トラックバック(-) | コメント(0) |
「ノーマライゼーション」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。

今では、障がい者福祉だけでなく社会福祉全体の重要な理念となっています。

この、「ノーマライゼーション(normalization)」の考えを最初に唱えたのは、デンマークのバンク・ミケルセン(1919-1990)と言われています。

ミケルセンは、青年時代、ナチスに対する反対運動に参加したため、捕まって収監されました。

終戦後は、行政官となり、知的障がい者に対する施策を担当しました。

当時、知的障がい者が強制収容所のようなところで一生を過ごすことに彼は疑問を抱いていました。

知的障がい者のために、

「可能な限り、普通の生活を送れるように保障すべきである」

という意味の用語として、「ノーマライゼーション」を使いました。


ミケルセンは、論文や講義の中に、

「ノーマライゼーションとは、知的障がい者をノーマルにすることを意味しているのではない。知的障がい者をその障がいとともに受け入れ、彼らに普通の生活条件を提供することです」

と述べています。加えて、

「ノーマライゼーションとは、哲学的な難しいことではなく、当たり前のことという一言につきます。当り前の生活状態はそれぞれの国や時代によって異なります」

「自分自身がその状態におかれたとき、どう感じ、何をしたいか、それを真剣に考えることです。そうすれば、おのずと答えは導きだせるはずです」


とも言っています。

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2013.04.19 08:23 | 障がい者福祉 | トラックバック(-) | コメント(0) |
かつて、「障がい」は、マイナスイメージでととらえていました。

しかし、近年、「障がい」は、個性として理解すべきである

という認識が徐々に広がっています。

医学、福祉学、教育学などに共通する人間観、つまり、多様性の原則からも、当然の流れと言えます。

今では、「障がい」を文化として理解するようになってきました。

例えば、米国の例を挙げると、昔から、聾唖(ろうあ)の方たちは、「私達は、手話をコミュニケーションの手段とする文化をもっている」と主張していました。

今では、自閉症や知的障がいの方たちも、文化として理解することの大切さが広く浸透しています。

自閉症の場合、聴覚情報を処理することが苦手でも、視覚情報の処理は得意である方が少なくありません。

この特徴は、自閉症の方たちの多くに共通しているため、言葉より文字や図表による意思伝達が用いられています。

このような能力を、「サヴァン症候群」と呼んでいます。

一般には、芸能的才能、数字的才能が代表的な例で、すでに文化と言って差し支えないものもあります。

文化には、教養や創作活動といった意味のほか、生活様式という意味もあります。

今では、知的障がいのある方たちの生活様式にもある種の文化があると考えられています。

デンマークでは、知的障がいの人たちが、新しいタイプの施設生活を開始しました。

この流れは、

「知的障がい者同士が分かち合える固有の生活様式である」

という意味でとらえられているようです。

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2013.04.18 10:35 | 障がい者福祉 | トラックバック(-) | コメント(0) |
今回は、いつもと趣向を変えて、個人的な意見をご紹介させて頂きます。

以前、私が受けた研修で、グループワークの課題が、「こんなケアマネは、嫌だ!」でした。

そのときに上がった意見、つまり、どのようなケアマネが現場で働く介護職員から嫌われるかを、ご紹介します。

・必要な時に、連絡がつかない。

・すぐに動いてくれない。

・「施設で解決してください」と自ら解決する気がない。

・うちの施設を紹介してくれない(新規ご利用者を連れて来ない)

・現場のことを知らない。

・上から目線。

・融通が利かない。

・忙しい月末に担当者会議を開く。

・ご利用者の情報をなかなか教えてくれない。

・ほとんど姿を見せない。

・実現困難なケアプランを作る。

・利用者の立場に立っていない。


などなど。

ご存知ない方のために、簡単にご説明します。

「ケアマネージャ(通称:ケアマネ)」は、正式名称を「介護支援専門員」と呼びます。

介護支援専門員試験の受験資格は、介護業務の実務経験5年ですが、国家資格ではありません。

一方、介護職の国家試験である「介護福祉士」の受験資格は、介護業務の実務経験3年です。


実務経験で2年の差があり、中には、「ケアマネは、介護福祉士より偉い」と思い込んでいるケアマネもいるようです。

このようなケアマネは、上から目線で介護職員に接するため、嫌われます。

一方、介護職員から好かれるケアマネは、介護職員からご利用者の日々の様子を積極的に尋ねる方です。

ケアマネと介護職員とは、担当する業務が異なるだけで、本来、上下関係などなく対等であるはずだと思います。

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2013.04.17 08:55 | 管理人のつぶやき | トラックバック(-) | コメント(0) |
「人間多様性の原則」について、ご紹介します。

世の中には、いろいろな人がいます。

背の高い人、低い人。

太っている人、やせている人。

美男美女、そうでもない人。

才能に恵まれた人、あまり恵まれていない人。

健常な人、障がいをお持ちの人。

若い人、年老いた人。

経済的に恵まれている人、貧しい人。

など、挙げればまだ他にもたくさんあります。

これらは、いずれも見た目、つまり、外面的要素に過ぎません。

見た目だけで、その人の存在価値を判断するのは非常に危険です。

人は、ひとりひとり、皆、違います。

そして、誰も、自分の存在を、他人から脅かされたくないはずです。

たとえ、重度の障害をお持ちの方であっても。

たとえ、寝たきりの高齢者であっても。

たとえ、路上で生活をし、ホームレスと呼ばれている方でも。

従って、世の中には、いろいろな人々の存在を互いに認めるのが自然です。

つまり、世の中に、どんな人が存在しても、いちいち驚くな、とも言えます。

いろいろな人が集まっているのが、この世の中なのです。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマイケル・J・フォックスをご存知ですか。

彼は、ハリウッドの売れっ子俳優でありながら、30歳の若さでパーキンソン病に侵されました。

我々、一般人からみれば、

「なんと、気の毒な」

「かわいそうに」

と、恐らく、同情の気持ちが湧き上がると思います。

しかし、マイケルは、後に、半生を綴った「ラッキーマン」を出版。

「ほんとうに大切なものを、ぼくは病気のおかげで手に入れた。 だから、ぼくは自分をラッキーマンだと思うのだ。」

と、病気になって、よかったと公言しました。つまり、

病気と闘っている方、障害をお持ちの方が、みな、不幸ということは決してないのです。


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2013.04.16 02:02 | 社会福祉 | トラックバック(-) | コメント(0) |
前回、障がい者福祉における「自立」とは、

「自らの生活は、自己選択、自己決定、自己責任の3原則で管理すること」

を意味することは、すでにご紹介しました。

また、「自立支援」とは、その言葉の意味する通りの、

自分で出来るように援助するという意味ではありません。

障がい者福祉における「自立支援」とは、

「本人が決めた内容に沿って、生活支援を行うこと」

です。次に、「介護」とは、どういう意味でしょう。一般的には、

「身体、精神上の障がいがある方の入浴、排泄、食事等の介助をすること」

と言えます。

一説には、「介助」と「看護」を合成して出来た造語とも言われています。

認知症ケアにおいて、自立支援と介護との境界線はあいまいです。

私が以前、実際に職場で経験したことをご紹介します。

新人ヘルパーのAさんに、入浴前、衣服の着脱介助をお願いしてみました。

Aさんは、ご利用者に、服を脱ぐよう、口頭で伝えました。

しかし、とたんに、セーターや下着を、脱がせ始めました。

「着脱介助」は、衣服の着脱を手伝うことで間違いではありません。

しかし、「自立支援」を重視する昨今では、正しいとは言えないのです。

それでは、どうすればよいかというと、

ご利用者に自分の力だけで衣服を脱ぐよう声かけをし、どうしても、ご本人の力では出来ない状況が起きたときだけ、手伝いをする。

基本的に、そのとき以外は、見守っているのが理想だと思います。

なぜなら、自分の力で衣服の着脱が出来るにも拘わらず、介助者がやってしまうと、ご本人は自ら着脱しなくなります

その行く末は、「廃用症候群」です。

ご利用者にとって、なんでもやってくれる介護者が最良ではありません。

できないところだけ手を差しのべる介護者が、ご利用者にとってよい介護者だと思います。

昨日、NHKで、バリアフリーならぬ、「バリアアリー」のデイサービスが紹介されました。

階段や段差をあえて施設内に設けているのは、リハビリとして利用するからだそうです。

その結果、お年寄りがみるみる元気になっていくんだそうです。素晴らしいですね。

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2013.04.15 07:47 | 障がい者福祉 | トラックバック(-) | コメント(0) |
一般に、「自立」というと、

他からの支援や助力を受けないこと

もしくは、

自分のことはすべて自分でこなす

と行ったことを意味すると思います。

しかし、障がい者福祉における「自立」とは、この意味とは少し違います。

現在の障がい者福祉における自立とは、「自立生活運動」における自立です。

これは、国内だけでなく、国際的な常識です。

ちょっと、歴史を振り返ってみましょう。

今から、約40年前の1970年代、アメリカの重度の身体障がい者の団体らによって「自立生活運動」が唱えられました。

この「自立生活運動」とは、

どのような障がいがあっても、
たとえ、労働が一切できなくとも、
もしくは、24時間を全面的な介護に支えられていても、
自立はあり得ると考える。


ものです。

この場合の「自立」とは、「主体的に生きる」ことを意味します。

つまり、

経済的にどのような支援を受けていても差し支えなく、
毎日、どのような介護を受けていようと差し支えないが、
自分の生活のことは自分で決める。


さらに言い換えると、

「自らの生活は、自己選択、自己決定、自己責任の3原則で管理すること」を、「自立」と言います。

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2013.04.14 07:54 | 障がい者福祉 | トラックバック(-) | コメント(0) |
認知症の方が、介護施設を利用、もしくは、入居した場合、当人には、理由が分からず、「家に帰る」と言うのは、よくあることです。

それどころか、長く住んでいる自分の家にいるのに、「家に帰る」と訴える方もいます。

また、夕方になると、「お世話になりました。家に帰ります」と、突然、他人行儀な挨拶をし、以前、住んでいた実家に帰ろうとする例もあります。

このような、「家に帰る」、「家に帰りたい」といった帰宅願望は、施設を利用する理由を判断する能力に障害が生じていると考えられます。

一方、自分の家にいながら、「家に帰る」と言うのは、場所の見当識障害に加え、精神状態が、過去の自分に戻っている可能性が高いです。

一例を挙げます。認知症である80代の方が、ここ30年間の記憶が曖昧であったり、失われているとした場合、自分では50代だと思い込んで、生きているのです。

そのため、現実の世界とギャップが生じ、過去に住んでいた家に帰ろうとします。

このような帰宅願望の方への対処法ですが、説得をしたところで、効果は期待できません。

本人の気が済むまで、いったん、好きにさせてあげて下さい。

頃合いを見て、「どうかなさいましたか」とか、「私の家に来ませんか」などと声掛けをしてみます。

これでうまくいかなければ、室内の居心地や雰囲気をよくしたり、気を紛らわす作業をお願いしてみたりします。

施設から外へ出てしまう恐れがある場合、地域住民と連携することも大切です。

最近、徘徊対策として、GPS付きの携帯電話や靴も販売されています。

要するに、帰宅願望を解決する決定的な方法はない、ということです。

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2013.04.13 11:12 | 認知症介護 | トラックバック(-) | コメント(0) |
高齢者の中には、生活が「昼夜逆転」している方もいらっしゃいます。

私たちは、一日24時間の過ごし方が、だいたい決まっています。

例えば、

起床 → 更衣 → 洗面 → 食事 → 排泄 → 活動 → 休息 →
食事 → 活動 → 排泄 → 食事 → 入浴 → 更衣 → 休息 → 就寝


が、毎日、ほぼ同じように繰返されています。

このことを、一日24時間の生活リズムが整っている、と言います。

「1日24時間の生活リズム」が整うと、次に、「1週間の生活リズム」、「1年間の生活リズム」が整うようになります。

この生活リズムが整わないことを、「生活リズム障害」と言います。

次に、「生活リズム障害」を予防、改善する10のケアをご紹介します。

1.時間の見当がついて、安心できるようにする。

2.食事はその人なりに規則正しくかつ美味しく食べられるようにする。

3.日光を気持ちよく浴びられるようにする。

4.病気や不快な症状が安定して落ち着けるようにする。

5.日中は覚醒して、何かに興味や関心をもって過ごせるようにする。

6.デイサービスに出かけるなど、人と楽しく交流できる機会をもつ。

7.本人の気持ちを察しながら、大切にされている、安心できると思ってもらえるようなコミュニケーションを心がける。

8.家庭やデイサービスなどの中で役割を担える場面をつくるようにする。

9.眠る前にはからだと寝具を温めて気持ちよく眠れるようにする。

10.夜間は間接照明を利用し、落ち着いた環境を整える。


つまり、「日中は活動をし、夜間は休む生活を保つ」ということです。

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2013.04.12 05:48 | 介護 | トラックバック(-) | コメント(0) |
食事とは、生きていく上で、欠かせないものです。

家族や仲間と食事することは、とても楽しいことで、気分転換になります。

特に、高齢者や病気でベットに寝たきりとなった方には、一番の楽しみでもあります。

一方、悩み事や不安など心理面の影響で、食欲が無くなることもあります。

何らかの理由で、自力で食事が取れず、他人に援助を擁する場合、介助者に対し、遠慮や気兼ねをして、食事の量が減ることもあるかもしれません。

高齢者の場合、加齢による機能低下から、食事中に、誤嚥(ごえん)や窒息といった事故に逢う危険性があります。

食事介助における注意点

1.食習慣、食事制限、身体機能の障害の有無の把握

・食習慣 好き嫌い、回数、食事時刻、所要時間、内容物、量

・食事制限 塩分摂取、水分摂取、カロリー制限など、医師による指示の有無

・身体機能 障害や麻痺の有無、歯の欠損、嚥下反射、消化吸収能力

・義歯(入れ歯) 義歯が合っているか、口腔内の傷の有無

2.食事動作の自立度の把握

食事一連の動作が、どのくらい自力で、しかも安全、確実に出来るか、評価基準に従って把握します。

自立度を計るポイント

・ベットから起きて座ることができるか

・座る姿勢(座位)を、20分から30分程度、維持できるか

・食物を見て、食物であると認識できるか

咀嚼(そしゃく)ができるか (咀嚼とは、かむこと)

・嚥下(えんげ)ができるか (嚥下とは、飲み込み)

・歯磨きやうがいができるか

評価基準

・自立ででき、援助が不要

・補助具の利用や少しの援助があれば自力でできる

・ほとんど援助が必要

・手伝ってもできない

3.食事状態の観察

食事の量、食事回数、所要時間、摂取水分量、誤嚥、むせこみ、吐き気の有無など、いつもと違いがあった場合、報告や記録をする。

以上が、食事介助のポイントとなります。

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2013.04.11 06:16 | 介護 | トラックバック(-) | コメント(0) |
前回、認知症の疑いのある10の症状をご紹介しました。

今回は、その10症状の具体例をご紹介します。

1.生活に支障のあるもの忘れ
・年月日や最近の出来事を忘れる。
・何度も同じことを聞く。
・メモや電子機器などで記憶障害を補っている。
・ひとりでできたことを家族らに頼る。

2.計画力・問題解決力の低下
・計画を立て、経過を観察し、複数の仕事を同時にこなすことができない。
・上手にできていた調理や、月々の請求書の記録をつけることができない。
・物事に集中するのが難しく、仕事に時間がかかる。
・家計や通帳の管理ができない。

3.慣れたことができない
・日々の仕事や作業を最後まで行うことができない。
・通いなれた場所での車の運転や金銭管理ができない。
・ゲームの決まりかたが分からなくなる。
・電子レンジの使用やテレビの録画ができない。

4.時間や場所がわからない
・日付や曜日、季節、時間の流れがわからない。
・直前のことしか理解できない。
・今どこにいるのか、なぜここにいるのかわからない。

5.位置関係を理解するのが困難
・見て判断することができない。
・距離を判断したり、色や濃淡を決めることができない。
・鏡に映った自分の姿を見て、部屋に誰か別の人がいると思うことがある。

6.言葉に支障がある
・会話に加わったりすることむずかしい。
・話しが途中でつまずいたり、どのように続けてよいか分からない。
・同じ話しを何度も繰り返す。
・言葉を選ぶのにとまどったり、正確な言葉が出てこなかったり、間違った名前を言う。

7.物の置き場所を忘れる
・物をいつもと違う場所に置く。
・物をなくし、見つけるために通った順路を引き返してみることができない。
・見つからないと、誰かが盗んだと非難する。
・メガネやテレビのリモコンをいつもと違う場所に置き、見つけることができない。

8.判断力、決定力の低下・物事の判断や決定ができない。
・お金を扱うことや、テレフォンショッピングを適切に利用することができない。
・身づくろいや身体を清潔にすることに関心が乏しい。

9.仕事や社会活動から引きこもる
・好きな趣味やスポーツをどのように楽しんだり、終わらせるかがわからない。
・仕事や社会活動を避ける。
・仕事や家族との交流、社会活動をすることに疲れを覚える。

10.気分や性格が変わる
・混乱や猜疑心、抑うつ気分、恐怖、不安な状態になりやすく、人柄が変わる。
・家庭や会社、地域で友人との関係や慣れていない場所で気分が変わりやすくなる。
・慣れていたことがうまくできず、イライラする。

以上が、認知症の疑いのある10症状の具体例です。

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2013.04.10 05:14 | 認知症 | トラックバック(-) | コメント(0) |
認知症の典型的な症状のひとつに、「短期記憶障害」があります。いわゆる、「何度も同じことを尋ねる」ということです。

また、「今、何時?」、「ここはどこ?」、「食事はまだ?」、「お金はどこ?」といった質問を何度も繰り返したりもします。

認知症の人の記憶障害の特徴は、昔のことはよく覚えているが、新しいことや直前のことは覚えられない、また、覚えるのが困難なことです。

同じ質問を何度も繰り返すということは、自分が同じ質問をしていることすら覚えていないためと、何度も尋ねないと不安な心境に陥るからと考えられています。

これに対し、介護者は、「これで5回目ですよ」とか、「何度、同じことを聞くの」といった返答は避けるべきです。

と言うのは、認知症の人にとっては、5回目の同じ質問であっても、そのときが初めての質問だからです。従って、介護者は、辛抱強く、同じ質問に対し、何度も返答するようにします。

このとき大事なことは、決して怒ったりしてはいけません。

認知症の人にとって初めての質問が否定されると、怒り出したり、落ち込んでしまうことがあるからです。

私のような介護職員は、勤務時間中だけ認知症の方からの同じ質問にお答えすればよいのですが、ご家族の方はそうはいきません。

認知症という病気が原因とは言え、朝から晩まで同じ質問を繰り返されては、「いい加減にして」といった感情を持つことは十分に考えられます。

ご家族は、あらゆる社会資源を利用し、介護ストレスの軽減に努めないと、逆に参ってしまいます。

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2013.04.09 14:44 | 認知症介護 | トラックバック(-) | コメント(0) |